宋熙寧十年、即ち1077年に建てられた八角形の金瑠璃の五重塔である。蘇軾が徐州の州知事についていたことを記念するのが目的である。高さは26.17メートルで、宋代の建物をまねて建てられたものである。塔の名は書家尉天池によって書かれたのである。塔の中には蘇軾の行方図が刻まれて、当時の生涯が再現されることができるだろう。塔の中には螺旋階段が設けられていて、そこを一歩一歩あがっていくと頂上まで登れる。そこから湖全体を眺められる。緑の小波と塔の影が一緒に映り込んでいて詩情にあふれるほど美しくも不思議な景観を織りなしている。
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